「主婦」と「行政書士」の両立は可能?

 

行政書士と主婦の両立

「30歳を過ぎ、子育てと家事に追われるだけの日々に不安を感じています。
来年から子供が入園するので、何か仕事をしたいと考えています。

子育てをしながら資格を取得し、自宅で開業することは可能でしょうか?
また、収入はどの程度期待できるでしょうか?」

これは先日、行政書士のセミナーで専業主婦の方が質問していた内容です。

近年、専業主婦で行政書士を目指す女性が増えています。
行政書士の仕事は自宅で開業でき、主婦と仕事を両立できるので、女性にとても人気があるのです。

そこで今回は、主婦という立場を活かし行政書士として活躍する方法について、お話をいたします。

主婦が行政書士として働くメリットは、下記の5点があります。

1「自宅で仕事ができる」

 行政書士は、パソコンとプリンターさえあれば自宅で開業できます。 

打ち合わせも自宅ででき、子供の急な病気の時に時間がとれます。

2「家事や子育てを優先できる」

行政書士資格は、国家資格なので一度取得してしまえば 一生有効 です。
また、免許更新制度もないので、いつでも開業でき廃業できます。

そのため、育児で忙しい時期は「月に数万円のお小遣い程度」、子どもが大きくなったら「仕事を増やして収入アップ」など、自分のペースで働くことが可能です。

3「低資金で開業が可能」

開業資金は、自宅開業なら50万円ほどを見ておくといいでしょう。
また、行政書士になるには、各都道府県の行政書士会に入会しなければいけません。

行政書士会によって費用は異なり、埼玉県の行政書士会は入会金20万円、年会費6万円です。
入会金の負担が少し大きいですが、起業と比べれば経済的負担は軽くリスクも少ないです。

4「主婦ならではの人脈と経験が活かせる」

3組に1組の夫婦が離婚する時代、ママ友が離婚することも当然あります。
 そのとき行政書士は、離婚相談や離婚協議書を作成することで、ママ友の力になることができます。
 

また、判断能力を失った人に代わって財産管理をする「成年後見」という、主婦の経験を活かしやすい仕事もあります。

5「意外に高収入」

低所得と思われがちな行政書士ですが、報酬は意外と高額です。

一般的な相場としては、契約書や電子内容証明の作成が3万円、飲食店営業許可申請は5万円~10万円、会社設立は10万円、風俗営業許可申請は1回10万円~30万円となっています。

自分らしいライフスタイルで

一度専業主婦になると、正社員として社会復帰することはなかなか難しく、仕事と子育ての両立も大変です。
行政書士なら定年がなく、育児や家事を中心に仕事が調整できます。

もちろん、締め切りが重なって徹夜になることもあるでしょう。
子供が邪魔をして集中できない日もあるでしょう。

 ただ、自由業だからこそ自分らしいライフスタイルの中で、やりたい仕事を続けることができます。 

また、出産や育児という場面でも、職を失う心配がありません。

経験や人脈がないと最初は不安かもしれませんが、行政書士会の業務研修会などに参加しているうちに仲間も増えてきます。
行政書士は、仕事も人生も切り開いていける、 可能性に満ちた職業 です。

母として、行政書士として成長し活躍して下さい。