合格率9%は高い?低い?

 

合格率9%の高き壁!?

勉強法の前に、行政書士試験の難易度についてお話しましょう。
行政書士の資格は、先日、某サイトの『とっておけば良かったと思う資格ランキング』で、TOEIC、簿記検定、国家公務員一種のTOP3に次ぐ、4位にランクイン! 例年、全国で6~7万人の受験者が挑む人気資格のひとつです。そして、過去の15年間の合格率は……。

  • 平成17年(’05):2.62%
  • 平成18年(’06):4.79%
  • 平成19年(’07):8.64%
  • 平成20年(’08):6.47%
  • 平成21年(’09):9.05%
  • 平成22年(’10):6.60%
  • 平成23年(’11):8.05%
  • 平成24年(’12):9.19%
  • 平成25年(’13):10.10%
  • 平成26年(’14):8.27%
  • 平成27年(’15):13.12%
  • 平成28年(’16):9.95%
  • 平成29年(’17):15.72%
  • 平成30年(’18):12.70%
  • 令和元年(’19):11.48%

となり、その平均は9%台です。例えば、この9%という数字に「自分には難しいな」と落胆する人も多いのではないでしょうか。わかります。
だって、わずか9%しか勝率のない賭け事にのる人なんて、まずいませんからね。

60点で合格ならどうですか?

しかし、その判断は早計といえます。というか、判断すべき数字を誤っているのです。真に判断すべき数字は合格率ではなく合格基準率です。
行政書士試験は、定員が決まっている学校の試験とは違い、試験センターが公表する、合格基準を満たせば合格できる資格です。そして、その基準は60%なのです!

つまりは、100点満点のテストで60点で合格するということ。
どうですか? テストで60点って、そう難しくは思えないのではないでしょうか。

もちろん、国家試験だけに出題範囲も広く、また、’06年の新試験導入後は法的要素に対しての理解力や思考力が求められる傾向になり、難易度が上がったと言われています。